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〔読書記録〕日本の物語文学 1章から4章

 だいぶ前に旅行先で買った本。大型書店だと、放送大学の教科書が売っていることがある。今は閉講している科目なので、学習センターに行かないと授業が聞けない。

 第1章 物語文学へのいざない

 第2章 始まりとしての『竹取物語

 第3章 愛の文学 

    『伊勢物語』を読む(1)

 第4章 人生という旅 

    『伊勢物語』を読む(2)

 竹取物語は、かぐや姫という大きな宝物が翁と媼に現れて財産や名誉などの宝物を授けてくれる。それは翁や媼がそれを受けるに値するからだ。しかし、受けるに値しなくなったため、かぐや姫は失われてしまう。天皇かぐや姫の恋愛、翁や媼の親子関係からもいろいろ分析できる。

 伊勢物語源氏物語との共通点が多く、源氏物語を作成する上で、参考にされたと考えられている。複数の女性と関係を持つため、愛のカタログとされた。「男」の人生を描くため、一人の男性の恋愛を描く。「貴種流離譚」という、優れた人物が人生に挫折して、放浪の旅に出る、と言う一面もある。

 全体として、人生の中で宝物の獲得、喪失が繰り返されることが読者を引きつけると分析されている。「貴種流離譚」が好まれるのもそのためだ。

 

 感想 物語がこのように分析されているのが面白かった。時代は変わっても、現在でも物語の本質は変わらないから、古文の研究もされていると思った。

 

 

日本の物語文学 (放送大学教材)

日本の物語文学 (放送大学教材)